編集部スタッフのつぶやき
最近３年ほど四季の変化、特に春、秋の季節感を体感できる日々が減った・・・
つまり、人々にとって過ごしやすい日本の良い季節であるはずの春と秋が短くなったと思うのは筆者だけだろうかと毎年、疑問に思うようになり少し調べてみました。
春・秋が短くなってきた＞＞夏が長くなっている！？
地球温暖化、エルニーニョ現象等により北半球の夏の平均気温は年々上昇しています。
■日本の気温推移
日本の気温、特に夏の気温は昔に比べて上がっています。
左の画像は日本における
1991年～2020年の9月の平均気温に対する差を表しています。
・黒線：平均気温に対する偏差
・青線：偏差の5年移動平均値
・赤線：長期変化傾向
気象庁 | 日本の月平均気温より
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/sep_jpn.html
■暑さは夏だけでは終わらない
例年、お盆を過ぎると徐々に暑さの様子が変わってきますが、今年は全くその気配がありません。気温の高い状態は秋にかけても続く可能性が高くなっています。
2023-8-20(日) Yahoo! ニュースより
【気象庁1か月予報】2023年8月〜向こう1か月の気温予想
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dd6aca902c49e6b1de73cbe557289f10f059a4c6
東京をはじめ全国的に夏日が長くなり、その分、春と秋の日数が減りつつあります。
９月になっても10月になっても残暑が続きます・・・
”令和の東京が昭和より｢夏が50日も長い｣理由 ｢夏の終わり｣は8月下旬？9月下旬？ ”より
https://toyokeizai.net/articles/-/294472
MBS よんちゃんTV 10月2日放送 終わらない夏の影響より
夏日が長くなった分、春・秋の日々が短くなります。
秋は絶好の行楽シーズンと言われたのは、ひと昔前の事で、10月に涼しくなった秋は、あっと言う間に通り過ぎていきます・・・レジャー地域への旅行計画を急いで変更したり、タイミング良くつかむのも、ちょっと苦心しそうですね？
一方で、2024年の紅葉は地域によっては12月初旬から中旬にズレ込む予想もあるそうです。
さて2024年も、余すところ２ヶ月少し・・・来年の夏も、また長くなるのでしょうか？
教えて神様 ならぬ 教えて気象予報士さま（笑
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