みなさんこんにちは、利用者のKです。
私はこの9月に実施された、
「令和7年度兵庫県障害者ピアサポート研修」
の基礎研修に、スタッフとして参加しました。
ピアサポートの研修に関わるようになったのは、
もともと受講生として参加したことがきっかけです。
その経験に深く感銘を受け、
昨年からはスタッフとして関わらせていただいています。
今回の基礎研修では、
まず「ピアサポートとは何か」を改めて学ぶ講義がありました。
障害や生きづらさを抱える人同士が、経験を分かち合い、
互いに支え合うという考え方は、
何度学んでも新しい気づきを与えてくれます。
また、自分自身の強み(ストレングス)を考える時間や、
それを受講生同士で共有する時間も設けられていました。
普段は意識しない自分の力を考えるのは少し照れくさくもありますが、
他の人の発見に耳を傾けることで
「そんな見方もあるのか」と視野が広がりました。
さらに、受講生同士のディスカッションも大変充実していました。
テーマに沿って意見を出し合う中で、安心して語り合える場があること自体が、
ピアサポートの実践そのもののように感じられました。
研修は2日間にわたって行われ、
どちらの日も学びと交流にあふれていました。
会場は例年の神戸市から変わり、
今年は加古川市の「加古川市総合福祉会館」でした。
新しい場所での開催は少し緊張しましたが、
会館の温かい雰囲気と、加古川の街の穏やかな空気がとても心地よく、
落ち着いて研修に臨むことができました。
駅周辺もにぎやかでありながら、穏やかさも共存していて、
街並みも歩きやすく、また訪れたいと思える場所でした。
今回の研修を通じて、改めてピアサポートの大切さを実感しました。
これからも学びを重ねながら、支え合いの輪を広げていければと思います。
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