■令和7年度ピアサポート研修~専門研修~

ピアサポートを学ぶ

■令和7年度ピアサポート研修~専門研修~

みなさんこんにちは、利用者のKです。

私は先日の「令和7年度兵庫県障害者ピアサポート研修」に、
ファシリテーターとして参加しました。


この研修は、障害や疾病の経験を持つ方が、その経験を活かして
他の障害者を支援する「ピアサポーター」を養成するものです。

さらに、事業所での活用方法を管理者や職員も学べる場になっています。
私もファシリテーターとして参加しながら、
毎回参加者の皆さんと学びの時間を共有でき、とても刺激を受けました。

研修は加古川市総合福祉会館で2日間にわたり行われ、
1日目は令和7年11月5日、2日目は11月6日でした。
参加者は兵庫県内の事業所に所属するピアサポーターや管理者、
県内在住の障害者の方々です。


ピアサポーターとして既に活動している方もいれば、
これから挑戦したいという方もおられました。
管理者や職員の方々も参加して、立場を超えた意見交換が盛んに行われました。


特に印象に残ったのは「リカバリーストーリー」の時間です。
参加者一人ひとりが、自分のつらい体験を話します。
それを聞くことで、ほかの障害者にとって支えや励みになるという学びです。

みんなが真剣に耳を傾け、安心して話せる空間があり、
思わず胸が熱くなる場面もありました。


もうひとつ印象的だったのは「チームアプローチ」のワークです。
ピアサポーターと管理職、専門職がチームとして協働する際には、
どんな配慮や役割が期待されるかを話し合う内容でした。
立場や経験が違う人たち同士が意見を出し合うことで、
新しい視点や気づきがたくさん生まれました。


研修全体を通して、このピアサポートの理念が、
本当に素晴らしいものであると改めてと感じました。
ファシリテーターとして参加している私自身も、
毎回参加するたびに学ぶことが多く、自分の成長につながっています。
参加者の皆さんと一緒に考え、話し、笑い合える時間は貴重です。

この経験を通して、障害福祉の現場でピアサポート活動がさらに広がり、
支え合う文化が根付いていくことを実感しました。
私も今後、よりよい支援の形を模索しながら、
少しでも現場に役立てていきたいと思います。

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