命を救う練習
2024年7月14日 明石市 市民救命士講習に参加してきました。
文字どおり心肺停止の緊急時の救命訓練です。
現場では瀕死の方が・・・蘇生を施す人たちも命がけになります。
非日常に感じる方もおられるかもしれませんが、
実は「目の前で家族の方、友人が倒れた。」「さあ、どうしよう?!」と
修羅場に遭遇した方々が意外と多くおられて、その時、心肺蘇生法を実行して、見事に救命したエピソードが、けっこうあるそうです。
職場、家庭、路上で、いざと言う時のために、私は3回、講習を受けてきました。
【訓練開始】現場を想定した訓練を練習用人形とAEDを使って約2時間、練習しました。
【心配蘇生法】重要ポイントは胸骨圧迫の継続とAEDの正しい使用
1)準備:119番通報とAEDの手配
2)意識・心臓停止等の可能性の確認>直ちに胸骨圧迫開始
強く、早く、絶え間なく・・・これは、けっこうな運動量で成人男性でも疲れます(^^; が人命救助のため必死です! 交代できる場合は独り1分~2分間持続して実施。
3)AED操作
※胸骨圧迫する人とAEDを操作する人2名で行います。
電源ON>パッドを装着
>音声ガイドに従い電気ショック等を実施
*写真は講習で使用の同型練習用AED
(日テレyoutube より引用)
■救急隊員さんからの話
・心配蘇生は【胸骨圧迫】と【AED】の2つが適切に実施できてこそ成功します!
・緊急性・・・心肺停止3分以内に蘇生できるかが救命と社会復帰の鍵!
・講習中の救命士さんの生の音声
参考動画
運命の5分間 その時あなたは~突然死を防ぐために~
https://www.youtube.com/watch?v=Htvifj6K1po
・死戦期呼吸についての注意点
・胸骨圧迫要領
■危険因子
・心臓疾患・・・心筋梗塞などによる心不全
・運動中に起こる心臓発作・・・ランニング、マラソンなどの激しい運動など
・心臓震とう・・・心臓の真上に何らかの外力が加わったことにより起こる心停止
野球やサッカーボルが強く当たった時にもなり得ます。
・溺水・・・先に呼吸停止、意識不明が起こり心停止へ。
■救命の場面・・・【死亡寸前の人命救助】
>人が倒れた>呼びかけに応えない>呼吸がない
(現場音声)
■講習会場
明石市藤江924-8
明石市消防本部 明石市防災センター
追記
※人工呼吸について
新型コロナ、インフルエンザ等の感染症が流行していたら人工呼吸はしない。
2024年7月現在、また新種の新型コロナが流行しているらしいです。
・AEDの販売等
通常は、自治体、公共交通機関、学校、会社、団体を対象に設置されています。
特に個人で希望すれば、メーカーから購入、レンタル等する事もできます。
販売価格は約30万円前後と高額ですが、
講習会場でも、当日、「家族のために購入したいです」とおっしゃる受講生がおられました。
■心肺蘇生で一命を取り留めた芸能人、一般人
次の方々は適切な【胸骨圧迫】と【AED】の実施により命が救われました!
・松村邦洋さん ・哀川翔さん ・前田健さん ・フットサル選手の、たなしょーさん
・参考HP:心肺蘇生法の手順
日本医師会HP https://www.med.or.jp/99/cpr.html
AED(自動体外式除細動器)とは|AED オムロン ヘルスケア
・フットサル選手の、たなしょーさんの生々しい実録動画
講習修了証
今回の明石市救命士講習は7月14日
※冬と夏では受講内容に違いがあるか、気になりました。
前回、明石市で受講したのは1月14日。
明石市防災センターにて実施。
初回、2019年7月16日神戸市にて
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