桜花賞の振り返りと皐月賞2025を大予想

桜花賞が終わりました。
1着 エンブロイダリー
2着 アルマヴェローチェ
3着 リンクスティップ
でした。
今回もススムさん推しの馬が上位3着の中に入りましたね。

そうですね。話題にした3頭のうち1頭だけでしたが、1番推しのアルマヴェローチェが2着に入ってくれました。
*ススムさんの事前予想*
1着 アルマヴェローチェ
2着 エリカエクスプレス
3着 トワイライトシティ

どんなレースだったか、振り返りをお願いします。

はい、まずは「レースが始まる前」の話なんですが、、
この競馬ブログの公開後に、事前のオッズに動きがありました。
それまで1番人気だったエンブロイダリーが3番人気に後退し、代わってエリカEとアルマVがそれぞれ1番人気と2番人気になりました。

ブログでの事前予想が影響したのかもしれません(笑)

そうかもですね(笑)
ゲートが開きレースが始まると、その1番人気エリカEが素早く飛び出し、先頭に立ちました。
雨の中のレースで、馬場は稍重(ややおも)。馬番も2番で内枠スタートでした。
*馬場の状態は良い順に「良」「稍重」「重」「不良」の4段階がある。
そういった状況もあって、エリカEは先行してそのままゴールまでぶっちぎる作戦だったのかもしれません。
でもさすが桜花賞だけあって、後ろから追う馬たちも只者、いや「只馬」ではなかったです。
最後の直線、残り200mあたりで、それまで馬群中団にいたアルマヴェローチェとエンブロイダリーがエリカEを捉えました。
ゴール前はこの2頭が激しく競り合いました。
3着にはリンクスティップという馬が入ったのですが、この馬も追い込みで、直線に入る4コーナーまで最後方にいたんですよね。
今回は、結果的に後ろから行った馬が上位を占めることになりました。

先行したエリカEは何着だったんですか?

5着でした。最後は追う馬の方が強かったです。

ススムさん3番推しだったトワイライトシティはどうでしたか?

トワイライトはビリでした。
人気は穴馬的なポジションで、期待していましたが、そう簡単に大金星は上がらないです。

そうだったんですね。
振り返ると、オッズの方は、先行して逃げるエンブロイダリーをエリカEがレース直前に差す展開になりましたが、、、
実際のレースでは、逆にエンブロイダリーが先行するエリカEをゴール直前で差したわけですね。

そのとおりです。

ありがとうございます。
では、引き続いて、次の話題になるんですが、、
今週末の皐月賞について伺います。

4/20、中山競馬場ですね。

はい、まず皐月賞とはどんなレースなんでしょうか?

桜花賞と同じく3歳馬限定のレースですが、桜花賞が牝馬(ひんば=メス馬)しか出れないのに対して、皐月賞は雄雌混合のレースです。
中央競馬の3歳クラシック第1戦として位置づけられていて、5着以内の成績を収めた馬には東京優駿(日本ダービー)の優先出走権が与えられます。

3歳クラシックとは?

3歳世代のナンバーワンを決めるレースです。
・皐月賞
・日本ダービー
・菊花賞
からなります。
前回のブログでは桜花賞を含む「牝馬三冠」の話をしましたが、上記3つのレースは「クラシック三冠」と言われます。
ミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクトなど、これまで8頭が三冠を達成しています。
直近では、2020年にコントレイルが三冠馬となりました。お父さんがディープインパクトです。

父子二代の三冠馬ですか。いわゆる「血統」が良いんでしょうね?

そうなんです。
実は皐月賞は、最もスピードのある優秀な繁殖馬を選定する目的があると言われていて、
ディープインパクトがそれを実証した形です。

今年はどんなレースになりそうですか?

18頭が出る予定なんですが、
・クロワデュノール
・ピコチャンブラック
・ファウストラーゼン
の3頭に注目しています。
クロワDはデビュー以来3戦3勝の無敗の馬です。今回もG1ながらダントツの1番人気でオッズ1.9倍です。好位から差す競馬がレーススタイルですね。
ピコチャンBは現在11番人気で前評判はイマイチですが、前哨戦のスプリングステークス(G2)では4コーナー手前から先頭を走り、そのまま悠々1着でゴールしました。面白い名前が気に入っています(笑)。
ファウストRも14番人気で現状あまり注目されていませんが、昨年クロワと競ったレースがあって、結局クロワが勝ったんですが、
事前オッズ303倍の17番人気でありながら、レース中盤で観客の度肝を抜く「まくり(後方からのごぼう抜き)」をかまして、3着になりました。
鍵を握るのはファウストRですね。得意とする、この「まくりの競馬」で第3コーナーあたりから先頭に躍り出てくると思います。
ただ、中団前目あたりで脚を溜めているのがクロワデュノールです。最後の直線、勝負どころで馬群を抜け出し、2着に入るピコチャンBに3馬身をつけて圧勝すると見ています。
1着 クロワデュノール
2着 ピコチャンブラック
3着 ファウストラーゼン
です。
まあ、第4コーナーでクロワDより後ろにいる馬は、まず勝つ見込みはないでしょうね。

最後に、今回注目の騎手がいれば教えて下さい。

ファウストR騎乗の杉原誠人騎手です。
まだG1未勝利ながら、昨年クロワと競ったレースで、オッズ303倍の馬を3着に押し上げました。その手腕に注目しています。

ありがとうございます。
では、本日の動画をお願いします。

先日の桜花賞と、昨年クロワDとファウストRが競ったホープフルステークス(G1)です。
桜花賞は、特に残り200mあたりを注目して下さい。エンブロイダリー(7番)のモレイラ騎手がポジションをエリカE(2番)の外に移し、アルマV(9番)と並んで先頭に立つところがシビれますね。
ホープフルSは、クロワ(6番)の強さはもちろんですが、ファウストR(11番)の圧倒的な「まくり」にも注目して下さい。

こちらからどうぞ↓
<2025年 桜花賞(G1)>
<2024 ホープフルステークス(G1)>
(2025年4月18日談)
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