第17回:2025オークスを振り返る

昨日のオークス。優勝したのは馬番15のカムニャックでした。
4番人気ではありましたが、人気上位3頭に注目が集まったことで、あまり注目されていなかったと思います。
オッズも10倍を超えていました。

結果的に「3強」で決まりせんでしたね。
カムニャック!私もノーマークでした。
やはり牝馬の2400m戦。何が起こるか分かりません。
*ススムさん事前予想*
1着 アルマヴェローチェ
2着 エンブロイダリー
3着 エリカエクスプレス

外枠18番から出走したエリカエクスプレス。
桜花賞と同様に先行逃げ切りを狙う展開になりましたが、結果は10着でした。

この馬にとっては、18番に入ってしまったのが、運の尽きかもですね。
彼女はマイル(1600m)戦の方が向いているのかもしれません。

アルマヴェローチェは桜花賞に続き、惜しくも2着…

アルマVに関して言えば、3強の中で一番安定して力を出していたと思います。
アルマVは大型馬ながら万能タイプですね。
オークスの最後の直線で左右を固められてもその間を割って突き抜けて来ました。
一番力強い競馬をしたんじゃないかと思います。
馬のポテンシャルも、桜花賞でのスピードとオークスでのスタミナを両方持っていて、この次、秋華賞に出走するなら、1番人気か、悪くても2番人気にはなりますね。

ススムさん予想の穴馬2頭、ビップデイジーとレーゼドラマはいずれも見せ場がなかったですね。

レーゼドラマは、逃げ先行馬の中の3番手で、折り合いもついてそうだったので、馬本来の力が足らなかったかな、と思います。
ビップデイジーは、確かに2400mを回ってきただけ、みたいな競馬でしたね。残念です。

3着に入ったタガノアビーは人気10番の馬で、こちらも予想外の展開ではなかったかと思います。
人気上位3頭のうち、3着以内に入ったのは、2番人気のアルマVのみ。
1番人気のエンブロイダリー(9着)と3番人気のリンクスティップ(5着)は伸びなかったですね。

タガノアビーは序盤、最後方にいたんですが、ビップデイジーとは逆で、馬に力があったからこそ、最後の直線、内から突き抜けて3着になりました。今後が楽しみな馬です。
エンブロイダリーとリンクSは距離が合わなかったか馬場が合わなかったか、確かに伸びませんでした。
エンブロイダリーは道中、アルマVのすぐ後ろにつけて、アルマVと一緒に差す競馬をしようとしたんじゃないかと思います。
リンクSは桜花賞と同様に後方待機の直線追い込みで勝負しようとしたんじゃないですかね。
いずれも最後の加速がカムニャックやアルマVに及ばなかったです。次の三冠レース「秋華賞」に期待します。

事前の予想通り、スタミナが勝負のポイントになりましたか?

そうですね、東京芝2400mはスピードも必要ですが、最後の直線は2m上がっていく坂もあります。スタミナが絶対条件だと思います。
上位に来た馬はどの馬もスタミナがあったように感じました。

レース直前のパドックでの様子を見て、1着、2着を的中させた専門家もいると聞きましたが。

先日、このブログに登場してもらったコウちゃんです(笑)
15番カムニャック推しだったのですよ!
パドックの専門家や自身の目を信じての推しだったので、すばらしい眼力だと思いました。
今後はレース前に、パドック情報をもっと大切にしなければ、と思いました。

改めてレース全体を振り返り、そのほか、レースのポイントがあったなら教えて下さい。

そうですね、上位着順でいうと、
1着 カムニャック(15番)
2着 アルマヴェローチェ(1番)
3着 タガノアビー(13番)
でした。
今回のオークスに関して言えば、内枠や外枠といった出走枠はあまり関係なかったのかなと思います。
2400mという距離を考えると、総合力(スピード・スタミナ・折り合い)を試される競馬だと思うので、バランスの取れた馬が上位に来たような気がします。
あと、外国人騎手が乗る馬は強いですね。今回の優勝馬カムニャックの騎手はドイツ出身のシュタルケさんでした。
高松宮記念、桜花賞、皐月賞、天皇賞、そして今回のオークスと、今シーズンに入ってから、大きなG1レースの勝ち馬ジョッキーは全て外国人です。

日本人騎手にも頑張って欲しいですね。

まあ、そうですね。

本日もありがとうございました。
そして、オークスお疲れ様でした。
動画の案内をお願いします。

昨日の牝馬優駿、オークスです。

こちらからどうぞ↓
*馬番*
1番 アルマヴェローチェ
5番 リンクスティップ
6番 ビップデイジー
7番 レーゼドラマ
9番 エンブロイダリー
13番 タガノアビー
15番 カムニャック
18番 エリカエクスプレス
<2025年 オークス>
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