【ススムの競馬ブログ 第19回】

はい、ありがとうございます。

1着は外しましたけど、2着、3着はピタリでした。

事前予想では「勝つ気配を感じない」なんて言ってましたが、、

一応、クロワの馬券は買っていたんです（笑）

やはり有力馬であることは確かだったので。

でも、クロワが勝つと予想しても、あまりにも順当で面白くないという思いもありました。

そうですね。

確かに正攻法で他の馬が同じ戦法をとったとしても、マネできない横綱相撲的な競馬だったと思います。

2着のマスカレードボールが、7、8番手あたりからゴール前、猛烈にクロワを追い上げましたが、逃げ切りました。

ミュージアムMはスタートから終始、中団真ん中で脚を溜めているような走りでした。

良馬場で、前が止まらない感じで、中団後ろ目からの追い込みはきつかったのかもしれません。

直線で目一杯加速したと思いますが、結局は先行する有力馬たちが強過ぎて、届かなかった印象です。

追い込みは今回、マスカレードボールの方が上でしたね。皐月賞ではミュージアムMの方が上でしたけど。

＊皐月賞2025着順＊

1着　ミュージアムマイル
2着　クロワデュノール
3着　マスカレードボール

結果は4着で、武騎手、残念ながらダービーでの復活はなかったですね。

やはり大外枠に入ってしまったのが、最後の直線で伸びなかった要因でしょう。

でも、先行策でゴール直前まで優勝争いに加わり4着に残ったのは、馬にもジョッキーにも力があったということだと思います。

個人的には、武騎手が前人未踏のダービー7勝目を挙げユタカコールが起こることを楽しみにしていたのですが、そうならずで残念です。

ちなみに、武騎手はダービー直後にあった第12レース目黒記念（G2）で、重賞今年初勝利を果たしています。

ダービーの影に隠れてしまって目立たない感じもしますが、

この勝利で騎手デビュー以来39年連続重賞勝利の偉業を成し遂げました。

56歳、まだまだ健在ですよ〜

＊重賞＊
高格付けのレース。格が高い順にG1、G2、G3の3種類がある。

そうですね。

そういう記録は長く活躍し続けないとできない記録で、それに挑める騎手は極々限られてきますね。

「ショウヘイ」と言えば、今は大谷翔平さんを連想する人が多いかもしれませんが、僕的には「僕の友達の名前」なんですよ。

今回のダービーはこの「ショウヘイ君」と一緒にTV観戦しました。それが運を呼び込んだのかもしれません（笑）

まあ、ショウヘイは「穴」と言っても、直前オッズは6番人気の14倍まで下がっていましたし、全くマークされていなかったわけではないです。

実際、今回走りを見て、ずっと先団にいながら脱落することなく、ゴールまでクロワデュノールに付いていったところからすると、かなり強い馬だなという印象を受けました。

ファウストRは見せ場がなかったですね。18頭中18着でした。

騎手も乗り替わって、まくり戦法をしなかったことで、存在感がなくなってしまいました。まくって先団に取り付いていればまた違う結果になっていたのかもしれません。

力はある馬だと思うので、今回はちょっと体調が優れなかったのかもしれませんね。

今回のダービーは良馬場での開催で、しかも極端な展開を仕掛ける馬がいなかったので、普段の力をそのまま出せた馬が上位に来たと思っています。

皐月賞と日本ダービーをトータルで見ると、

皐月賞2着のクロワデュノール、同賞3着のマスカレードボールがそれぞれダービーで1着、2着となり、実力を証明したと思います。

そしてこの2頭に、皐月賞1着のミュージアムマイル、今回ダービー上位入賞のサトノシャイニングやショウヘイあたりが続くイメージです。

同期のライバル牡馬として、互いに抜きつ抜かれつ、今後凌ぎを削っていきそうな気がします。

次の3冠レースは10月の菊花賞です。今度は距離が3000mになるので、より一層、速さと強さを競うことになりますね。

さっき「抜きつ抜かれつ」と言ったんですが、

そこを実感していただくためにも、

今回のダービーとその前の皐月賞を観てもらおうと思います。

クロワデュノール、ミュージアムマイル、マスカレードボールらの競り合いに着目して観て下さい。