三浦皇成騎手、127度目の挑戦で掴んだG1勝利

こんにちは、ススムさん。季節は早いもので秋ですね!
秋競馬も本格的に始まり、G1レースが再開しました。

はい、スプリンターズステークスですね。9月28日に中山競馬場でありました。
このブログで以前紹介した三浦皇成騎手。
これまでG1レースでの勝利に縁がなかったのですが、足掛け18年、127回目の挑戦で遂に初勝利をあげました。

三浦騎手が騎乗した馬はどんな馬だったんですか?

ウインカーネリアンという馬で、前々から個人的に注目していた馬でした。
三浦騎手騎乗というのもありましたが、「カーネリアン」という名前の石をいつも身に付けていたこともあったので…笑

なるほど。ススムさんの連想ゲームと言うか、、
以前ここで話題に出た「サイン馬券」ってやつですか?
運命の赤い糸ならぬ運命の赤い石…カーネリアン…ということで、「ウインカーネリアン」ですね。
馬券は買われていたのですか?

買っていましたv
前から気になっていたカンチェンジェンガとカーネリアンの二頭、どちらも複勝を買っていました。

オッズはどうだったんですか?

ウインカーネリアンは50倍!
あっ、でもそれは単勝の話で、僕が買ったのは複勝でした(笑)

それは残念。。
単勝だったら5,000円ついたのに…ですね!

1万円買ってたら50万円になってましたね。。
でも僕が買うのは数百円なので、いずれにしてもそんなに大した額にはならなかったです。
まあ、今回はそんなことより、三浦騎手がついにG1を勝った喜びの方が大きかったです。

三浦騎手、レースの後、涙してましたね。

(うんうんと頷く)

レースを振り返ってもらえますか?

はい。
一番人気はサトノレーヴで2.2倍でした。今年春の高松宮記念(G1)を制した馬です。
高松宮記念も1200mで、スプリンターズ(短距離レースを得意とする馬たち)が競うレースなんです。
そこでスプリンターとしての実力を証明していたことや、同レースで騎乗した名手モレイラ騎手が今回も騎乗するとあって、手堅い買いが集まった。
一方、優勝したウインカーネリアンは全16頭中11番人気。ほとんど注目されてなかったです。
ちなみに、2着に入ったジューンブレアは7番人気だったので、今回のレースは「荒れた」と言えます。
競馬は何が起こるか分かりません。

スタート後はどんな展開になりましたか?

ゲートが開いて絶好のスタートを切ったのが、大外16番のウインカーネリアンでした。
最初のコーナーでは2番手で、鼻を切る(先頭を走る)ジューンブレアにベタ付きして、そのまま両馬失速することなく最後の直線まで進んで行きました。
直線に入った時点では、後から来るサトノレーヴやナムラクレアにかわされるかなと思っていたのですが、
逆に最後200mで前2頭が抜け出し、「もしや」と思って声を張り上げました。

どんな声だったんですか?

「行け!行け!」です。
となりで観戦していた友達の身体を叩いてました(笑)

勝った時、三浦騎手はどんな様子でしたか?

勝利インタビューでは、
「本当に長かった。本当に長かったですね…」と。
「G1を勝てないかもしれないと思った時期もあった」そうです。
「オーナーやファンの支えに励まされ、ここまでやってきた」と。
「枠は関係なく、この馬が一番走れるリズムでいこうと思っていた」
「初G1が鹿戸先生の所というのが一番よかったです」と。
馬や厩舎との信頼関係を感じました。

今回の三浦騎手の勝利についてススムさんが思うことは何かありますか?

「続ける」ってことですかね。
続けるために努力し続けてきたから、勝てなくても馬主に127回機会をもらえたんだと思います。
野球でも長く不調で打てなかったバッターが、一本出て吹っ切れたり、逆に何か気持ちが吹っ切れることで一本出たりするのかなと思うんですが、
三浦騎手も今回何か吹っ切れて、馬と一体になれたのかもしれないです。
35歳で迎えた初G1制覇。若手騎手にもベテラン騎手にも励みになると思います。

ありがとうございます。

ありがとうございました。

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