【予告編】生成AIのおつまみ・でらっくす。~ゼロからはじめるゲーム開発 with ChatGPT!~

おつまみでざいん。

デザイン事業部「アトリエ∞(インフィニティー)」所属、グラフィックデザイナーのwachico.(わちこ)です。

今回の「おつD」は、次回・もしくはそれ以降のメイン記事に向けた「予告編」となっております。なので、いつもよりすごく薄味。ボリュームひかえめ? 省エネ営業? にてお届け。

…………しているかどうかはわかりません(あ、目次は略してます)。




【はじめに:すべての……げ、元凶?】

さて、実は去る10月某日。ミューズ明石クロノスでは、外部講師の方を招いたWebミーティング形式の研修会を行いました。テーマは「Claude Codeクロード コードの活用法」。

この「Claudeクロード」というのがAIの名前で、「Claude Codeクロード コード」というのはその中でも、プログラミング・コーディングといったアプリ開発に特化した専用モード、程度に思ってください。


■参考:AI(画像生成AI)に関する過去記事



私自身が普段サブスクリプション契約して頻繁に活用しているAIは、Adobe系(「Adobe Creative Cloud Proアドビ クリエイティブクラウド プロ」プラン内に、各種アプリケーションのAIを使った追加機能や、生成AI「Adobe Firefly」アドビ ファイヤーフライの強化(Pro版)・追加生成クレジットも含まれる)を除けば「ChatGPTチャット ジーピーティー」と「Google Geminiグーグル ジェミニ」があります。

とはいえ、後者Geminiはクラウドバックアップ容量の増築が契約の主目的だったので、AIアシスタント系の作業はもっぱら「ChatGPT」を用いることが多いでしょうかね。「Gemini」は回答を比較検証させたり、他AIの補助的に使う感じ。

そして「ChatGPT」にも、実は「Claude Code」と同等の役割がこなせる別モードが備わっています。その名も「Codexコデックス」。後は普段の「Chatチャット」モードよりちょっとだけ複雑なことができる「Workワーク」モードもあったりするんですが、その辺の違いは……えーと、わたしもよくわかんないので(オイ)下にある、ChatGPTに作ってもらった比較図をご覧くださいませ。

ChatGPT それぞれのモードの違い一覧表
※ChatGPTによる生成
ChatGPT それぞれのモードの違い
※ChatGPTによる生成

ではまあ、ここからが本題。

この研修会は2回に分けて行われましたが、1回目の研修内容を踏まえ、2回目の研修会が行われる約2週間後に「Claude Code(他のAIでも可)を使い、自力でアプリを1つ開発する」という課題が出されました。

Claude Codeに限らず何らかのAIを使って開発していれば、どんな目的・内容のアプリを作るかは個々におまかせ。私はまずChatGPTに「私が(完全に私利私欲で)作りたい物」「研修課題として作りやすい物」を基準に数案提案し、相談しながら企画コンセプトを固め、その結果、過去に生成していたAIイラストを、世界観やゲーム要素に落とし込んだ「ブロック崩し」に決めました。

騙されたつもりでやってみたら、ゲーム本体のプロトタイプまではすぐできたので、この課題は自分にとって「2週間でどこまで理想通りのクオリティへ(主にデザイン面を)押し上げられるか?」の挑戦、ということ。

悟りわちこ氏
悟りわちこ氏

……ああ、そうか。

久しぶりに卒制(卒業制作)よコレ。


【研修課題紹介:ドット絵風味の「キャラものブロック崩し」ゲーム】

ということで、こちらが研修会2回目にて公開した開発段階(仮称:α版)のデモプレイ。

デモプレイ動画。
デバッグモードでの撮影なので、右側にデバッグメニューがあります。音要素は未実装のため、無音。

この課題において、人とAIの役割をざっくり分けると……、

  • 私:ディレクター(アートディレクター)兼グラフィックデザイナー
  • AI:プログラマー兼各種デザイナー

……という、言うなれば「ゲーム開発チーム」。

各種アセット(BGMやSE・フォントといった、ゲームに組み込む素材ファイル群のこと)の検索・検討・準備。グラフィック面の修正・UIデザイン。あとは全体のゲームバランス(遊びごたえ・遊びやすさ)も、基本的にこちらでコントロールします。例えば「球のスピード早すぎ! もっとゆっくりにして!」とか「ブロックの数はこうで、レイアウトはこう!」「ゲーム的な駆け引きとして、こういう仕組みを実装して!」……っていうように。

課題の目的上、制作する素材は極力自分でAI生成したものを使います。出された画像に破綻が起きていたら(例:髪が衣服の一部と一体化している、とか)、その都度校正指示をして生成し直すこともできますが、(前より大きく改善してはいるものの)複雑すぎる指示だとまだまだ修正が通りにくかったりします。そんな時は自分で手直ししちゃう方が早いので、そこだけPhotoshopなどでササっと描き直し。画像素材をドット絵風に加工するのも、一部を除きAIではなくこちらでやってますね。

グラフィックの仕様を大きく変える時などは、仕様書のテキストだけで伝えきれない部分もあるため、仕様書とは別に、上のような簡易デザイン資料を作成・添付することもありました。

ですが……、このゲーム自体を「開発する」部分は「AI」全任せ、なのです!

はじめてのゲーム開発も、AI任せでサクッとスタート。
※ChatGPTによる生成
はじめてのゲーム開発も、AI任せでサクッとスタート。
※ChatGPTによる生成

こちらの指示……つまりAIに伝達するための「仕様書(マスター企画書)」自体の記入テンプレート作成に始まり、ゲーム本体の動作環境と開発環境(PC向けか、スマホ向けか? どのプログラムを使うのか? など)・プログラム全体の構築・流用元のキャラデザイン含む他のグラフィック類・各種機能の実装・動作確認などなど、本当に「ゲームに必要な部品」「ゲームを作る作業」は丸ごとAI側で済ませてくれる感じ。

こっちは出来たものを触って確認して、仕様書を更新して変更部分を伝えたり、「こういうことできる?」って相談したり……というキャッチボールで、開発は進んでいきます。

以下は、プレイ画面の静止画のみですが、開発進行の変遷です。

開発Phase0-1 / PROTOTYPE版
これがプロトタイプ版。これを……

この「ちゃんと動かせるプログラムのゲーム」が、人間側はまったくコーディング・プログラミングに触れないまま、完成に至らずともここまでのクオリティーに仕上がっています。しかも(追い込みで多少無茶をしましたが……笑)ほぼ2週間ぽっちで。

とりあえず、プレゼン時には講師の先生に「もう3年くらいゲーム開発やってたように見える」とのお言葉を賜り、なんとか最低限レベルに間に合わせてよかったな……と。

しかし心も身体もズタボロの状態でも、まさかここまでやれるのか……と、正直驚愕したのは誰より手がけた私自身だと思います。……いや、ちゃっぴーさんにお願いしただけなんだけどね。


【まとめ】

と、言うわけで簡単に今月ほぼこれしかやれなかったのでご紹介してみました。

可能なら来月、完成無理そう or 他のネタができなかったら、いずれちゃんとした企画〜開発〜デザインまわりの紹介をやろうと思います。今の身体だとまあ未来の保証が易々とできないのでね……。

その際、許可がおりればゲーム本体の配布も視野に入れております。完全にオフラインでも起動できる、安心安全な形式で作っておりますので、この記事を見て「完成版遊びたーい!」……っていう稀有な方いましたらコメントください。




ここまでお読み頂きありがとうございました。

それでは、次回をお楽しみに!


※当記事の一部画像には「ChatGPT」によってAI生成した物が含まれます。なお該当画像のALTテキストには、可能な限り生成時のプロンプトを併記します。


2026.10.30

Follow me!

コメント

PAGE TOP